2012年9月5日水曜日

チームワークを良くしたいのですが。


個性の強い年配の人や中年のパートの女性がいて、コミュニケーションの風通しが悪く感じます。モチベーションの高い活気ある職場にするためにチームワークを良くしたいのです。


 まず、チームワークの誤解に注意して、スキルアップ、目標管理をしっかりしましょう。

日本ではチームワークの誤解が横行していますので注意が必要です。


 アメリカのプロスポーツの世界で、チームワークを強調することはほとんどありません。
個人の仕事の集積の結果としてチームワークができるのであって、個人が自分の役割をこなせないと、チームワークが破綻するからです。

だからチームワークを強調する場合、その意味は個人がそれぞれの役割を果たせということです。
果たせるスキルを見つける訓練スケジュール、スキルを使う目標管理が大切です。

よくあるのは、スキルアップは熱心だが、目標管理がずさんというケース。あるいはその逆もあります。どちらもチームワークはバラバラになります。

仕事の内容によっては、連携が少しでもうまくいかないと結果を出せない場合があります。
こんな場合に「チームワーク」を強調します。

日本では、「チームワーク」の解釈を「助け合う」に注目しますが、助ける側に回る人は、必要のない負担を強いられます。その分助ける側が充分な仕事あるいは準備ができず、全体のレベルダウンが生じてしまいます。

本来、チームは、個人の力の総和以上の結果が出せる点にメリットがあるわけで、個人の力の総和以下になることは、烏合の衆になっている傾向があるという意味です。
想像していただくとい分かると思いますが、明らかにチームワークが機能していない状態が浮かぶはずです。

ですから、個人個人が、助けられることなく自分の役割を果たせるスキルを持つことが、チームとしてのモチベーションを高める必須条件なのです。